負けることへの恐怖こそが、負けの元凶となるのである。負けを背負うことに耐えられないと、結局、大きな負けを背負うことになるか、絶好のトレードチャンスを逃してしまうことになる。

負けへの恐怖こそが敗北を招く

トレードにおける心理は、成功を左右する重要な要素の一つだ。ウィリアム・ギャンの言葉にもあるように、負けることへの恐怖こそが敗北の原因になる。私自身、最近のトレードでこれを痛感した。

ユーロドルとポンドドルのポジションを持ち、2回連続で負けてしまった。この結果、今月はすでに-4%の損失となり、次も負ければ-6%に達する。こうした状況下では、負けへの恐怖がトレードの判断を鈍らせる。慎重になることは必要だが、チャンスを逃してしまうリスクも考えなければならない。

トレードが上手い人たちは、明確な手法を確立している。ある形が出たらエントリーする、といったルールを持っているため、迷いがない。ルールに従うことで恐怖心を抑え、感情に左右されることなくトレードを続けているのだ。

恐怖心が大負けを招く一因となることは、損切りの位置をずらしてしまうことからもわかる。本来の損切りポイントを守ることが重要なのに、負けを認めたくない一心で判断を誤ってしまう。私自身、過去に株をしていた時は損切りを知らず、下落を耐えた結果、大きな損失を抱えた経験がある。損切りの位置をずらすことは、負けを認めないことと同じであり、結果としてさらに大きな損失につながってしまうのだ。

トレードをしなければ資産を守ることはできる。しかし、適切なタイミングでポジションを持たなければ、勝てるはずの場面を逃すことになる。そして、焦りから無理なトレードをしてしまい、負の連鎖が始まる。この悪循環に陥らないためには、手法を確立し、自信を持ってトレードをすることが必要だ。

私自身、FXを始めたばかりで試行錯誤の段階だ。しかし、ウィリアム・ギャンの言葉を胸に、恐怖に負けず、しっかりとした手法を確立しながら成長していきたい。ブログを通じて振り返りながら、次のトレードへとつなげていこうと思う。

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